基本情報技術者に合格できる勉強法は?初心者でも分かり易く

ここでは、試験に受かった経験を踏まえて、国家試験である基本情報技術者に、合格できる方法を紹介します。

 

合格率の低い資格ですが、効率よく勉強すれば社会人でもさらに初心者であっても、仕事をしながらでも十分とれます。

 

後はどうすれば効率よく身につくか?というところですが、知ると意外と簡単ですよ。

1.基本情報技術者をとるメリット

そもそも、基本情報技術者の資格をとるメリットはなんでしょうか?

 

メリットは次の通りです。

 

1-1.就職や転職に有利になる

履歴書に基本情報技術者を持っていると書けば、採用担当者はパソコンやネットワークのことに相応の知識があると分かります。

 

最近では「働き方改革」や「業務の効率化」に向けて、仕事のデジタル化が進んでいますが、これらにあたれる人材が企業によっては不足しているのが実態です。

 

そのため、基本情報技術者を持っていることは、採用への大きなプラスとなる可能性が高いのです。

 

また、技術系の職種においては基本情報技術者の資格が必須の場合が多くみられます。

 

これらのことから、基本情報技術者の資格は就職や転職に生かせるといえるのです。

 

1-2.仕事に生かせる

資格取得のための勉強で、パソコンやネットワークがどういう仕組みになっているのかというIT系の基礎知識や、プログラミングの初歩を学ぶことになります。

 

これらはSE(システムエンジニア)などはもちろん、社内のパソコントラブル対処やシステム導入といった業務に大きく役立ちます。

 

また反対に、資格を持っていることでこれらの仕事を任せられることもあるでしょう。

 

自分もその一人です。

 

現状できる人は少ないので、頼られ、やりがいもあります。

 

このように、基本情報技術者の資格は仕事に直接生かせるのです。

2.初心者でも基本情報技術者がとれるのか

基本情報技術者の資格は合格率が高くありません。年度によりますが、20%前後です。

 

では、初心者には基本情報技術者の資格を取ることは難しいのでしょうか?

 

2-1.基本情報技術者は初心者でもとれる!

結論から言うと「基本情報技術者は初心者でもとれる資格」です。

 

試験は午前と午後に分かれ、特に午後には「プログラミング言語問題」があり、簡単ではありません。

 

しかし出題形式は選択式なので解答しやすく、多くが基礎的知識を問う問題なので、発想力や応用力は必要ありません。勉強したことの理解力や問題文章の読解力が大事です。

 

ただこれは、どの試験にも共通します。つまり、一般的な試験と同じなのです。

 

また、もう一つ必要なのは「パソコンやネットワーク、プログラミングに対する興味」です。興味があれば学んだことをどんどん吸収していけます。

 

後は、勉強方法が間違っていなければ合格できます。勉強は時間ではありません。効率です。

 

つまりは「いかに効率的に勉強をするか?」です。

 

2-1.ITパスポートは勉強自体も楽しい

また、基本情報技術者の勉強は、それ自体がとても楽しいです。

 

ツイッターで検索してみても、勉強しているという人はたくさんいます。

このように、基本情報技術者を勉強している人はたくさんいて、全員が始めから知識を持っているわけではありません。

 

そしていざ勉強を始めると楽しくなってきて、資格を取る以前にどんどん知りたくなってくるので、気持ちの持続もしやすくなっています。

3.効率的な勉強方法は

では、効率的に勉強をするとは、具体的にどのようなことでしょうか?

 

ポイントごとに確認してみましょう。

 

3-1.まずは試験のことを知る

まずは、試験のことを知ることが大事です。敵を知るということですね。

 

試験の時間は何分なのか、その時間で問題は何問出るのか、選択式か記述式か、どんな問題(出題分野)が出るのか、出題形式は?、合格ラインや合格率はどのくらいなのかといったことです。

 

ちなみに基本情報技術者資格試験は、このようになっています。

 (1)試験時間:午前・午後に分かれてそれぞれ150分

 (2)問題数:

    ① 午前 80問

    ② 午後 11問

 (3)問題形式:選択式(4肢択一式)

 (4)出題分野:

    ① 基礎理論

    ② コンピュータシステム

    ③ 技術要素

    ④ 開発技術

    ⑤ プロジェクトマネジメント

    ⑥ サービスマネジメント

    ⑦ システム戦略

    ⑧ 経営戦略

    ⑨ 企業と法務

 (5)出題形式:CBT方式(PCで問題に解答する)

 (6)合格ライン:以下の両方を満たすこと

    ① 午前 60%以上の正答

    ② 午後 5問以上の解答+60%以上の正答

 (7)合格率:20~30%

 

特に注目したいのは、午後の問題数が少ないことです。ただしだからといって簡単なわけではありません。

 

なぜなら問題数が少ない代わりに、問題文が長文なのです。つまり根気と読解力が必要ということ、また、始めの問題に間違えると次以降も間違えてしまうという点に注意が必要です。

 

3-2.自分に合った勉強方法を選択する

次に、自分に合った勉強方法がどれかを考えます。

 

基本情報技術者をとるための勉強方法は、主に次の通りです。

 

3-2-1.本を読んで勉強する

一つ目は「本を読んで勉強する」ことです。

 

基本的には参考書を何度も読み返し、その後問題集を解きます。参考書も問題集も数冊必要になると思います。

 

それでも分からないことがあった場合には、サイトで調べるとよいでしょう。

 

古典的な方法ですが、本を読むことが好きな人は、この方法が一番合うかもしれません。

 

ただしデメリットは「本を選ぶスキルが必要」なこと、「他の方法に比べて覚えにくい」こと、そして「時間がかかりやすい」ことです。

 

まず本は、分かりやすいものとそうでないものがあります。個人的に合う、合わないもあります。ざっと目を通してそれを見分けるのは案外スキルがいるものです。

 

また、人は耳から聞いたことのほうが記憶に残りやすい傾向があり、目だけで覚えようとした場合、どうしても時間がかかってしまう可能性が高いです。

 

また、わからないことを自分で調べなければならないことも、デメリットの一つです。

 

3-2-2.無料のサイトから勉強する

二つ目は「無料のサイトで勉強する」ことです。今では無料で過去問ができるなど、無料サイトが複数あります。

 

こちらのメリットは、なんといっても「お金がかからない」ことです。また、本のようにかさばらないため、場所を問わないというメリットもあります。

 

費用を抑えて合格したい場合にはこれも一つの選択肢となり、「基本情報技術者 独学 サイト」などと検索すると、無料で学べるサイトが出てきます。

 

デメリットは「全体的にフォローされているサイトがない」こと、そして「覚えにくい」ことで、フォローの手厚さはやはり有料版にはかないません。また、分からないことをすぐに聞けないことも痛いところです。

 

3-2-3.専用の有料アプリで勉強する

三つめは「専用の有料の講座・アプリで勉強する」ことです。

 

有料の講座は現在オンラインが主流なのでいつでもどこでも動画で学習でき、スマホで視聴できるのでかさばりません。

 

メリットをまとめると、次の通りです。

 (1)耳で聞くので覚えやすい

 (2)分からないことをすぐに質問できる

 (3)試験のポイントを絞ってくれる

 (4)隙間時間で学べる

 (5)弱点を客観的に知れる

 (6)場所を問わない

 

基本情報技術者を勉強している人でも、実際に利用している人は多いようです。

過去問だけなら無料のサイトでもいいのですが、有料のものの方が包括的にフォローしてくれます。

 

また、自分の弱点を指摘してくれるため、そこをすぐに強化できることも合格への近道です。

 

デメリットは「費用が掛かる」点ですね。

 

3-3.学習と演習を繰り返すことが重要

勉強方法を決めたなら、あとは学習と演習を繰り返すことです。

 

もちろん紹介した勉強方法は、一つ一つ試してみる、または複数取り入れてもよいでしょう。

 

ただし基本情報技術者は、合格率がそれほど高い試験ではありません。効率よく勉強するためには、ある程度費用が掛かっても講座を利用するのが一番良いかもしれません。

 

最後に何度も演習問題をやってみて、結果が8割を超えるようになれば、試験でも十分に合格できるでしょう。

4.試験合格におすすめのオンライン講座は?

このように、効率的に勉強したい場合、一番のおすすめは「オンライン講座を使って勉強をすること」です。

 

費用は掛かりますが、覚えやすく内容も絞っての勉強が可能です。

 

では、試験合格におすすめのオンライン講座はどれでしょうか?

 

4-1.オンライン講座 スタンディング

試験合格におすすめのアプリは「オンライン講座 スタンディング」です。

スタンディングの特徴は、

 (1)安い

 (2)分かりやすい

 (3)動画学習できる

 (4)1講座15~30分と短い

 (5)スマホで見られる

ことです。

 

スタンディングは、図表を用いて分かりやすい動画講義になっているため、効率的に勉強できます。

 

そして1講座の時間が短かくスマホでみられるため、ちょっとしたすき間の時間、空いた時間に次々と進めることができます。

 

【講座などの様子】

また、まずは無料で講義をちょっと聞いてみたいといったこともでき、問題集も試してみることができます。

 

費用は掛かりますが、安価でその分かかる時間を減らせて効率的に勉強できるのは、とても大きなメリットですね。

 

公式サイトには、合格者の声なども掲載され、どのようなメゾットで学習していくのかも知れるので、一度覗いてみるのもいいでしょう。

 

なお、スタンディングでは現在、基本情報技術者試験講座の期間限定割引を行っています。

こちらもぜひ確認してみてください。

 

以上、参考になれば幸いです。

 

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